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弁護士選びで結果が変わる

事件処理の方針

当事務所を選んでいただいた依頼者様により良い結果をもたらすように、当事務所では以下のような方針で事件処理を行っております。

依頼者様の立場に立って、粘り強く、あきらめないこと

当事務所が今まで受任した事件の中には、「依頼者様からお伺いした事実に基づけば、依頼者様の主張が通るべき案件であるが、証拠が不足しているため、依頼者様の主張を裁判所に認めてもらうことが極めて難しい事件」や「表面的に事実経緯を伺う限りでは、依頼者様の対応にも落ち度があり、依頼者様に不利な判決が予想されるが、依頼者様がそのような対応をした背景まで含めて考えると、依頼者様の言い分もある程度認めてもらうべきであるが、裁判所にそのように理解してもらうことが大変困難な事件」

さらには
「訴訟を進めていく中で、当初は予測していなかった、依頼者様に不利と思われる証拠を提出された事件」など、依頼者様のご期待に沿うことが難しい事件も少なくありません。

私は、弁護士として、このような事件を処理するときに最も大切なのは、「自分を選んでくれた依頼者様のために、何とかできないか。」と考え抜き、また、何度も何度も資料を読み込み、解決の糸口を探る等、粘り強く依頼者様のための努力を続けることだと思っています。

私は、「依頼者様に裁判官は二人いらない。」と思っています。

どういうことかというと、裁判官であれば、裁判所に提出された証拠に法律・裁判例を当てはめて結論を出せば足ります。
むしろ、一方の当事者に対する思い入れがあってはいけない場面です。

しかし、弁護士が「二人目の裁判官」になって、依頼者様の事件に対する思い入れに配慮することなく、「この証拠では勝てません。」と簡単に諦めてしまうようでは、依頼者様にしてみれば、弁護士に高額な費用を払い、また、弁護士の助言に従って膨大な労力を裁判のためにつぎ込み、さらに、長期間の裁判からくる精神的なストレスに耐えている甲斐がありません。

私は、そのようなときには、「仮に契約書がないのなら、それ以外に契約の存在を裁判官に認めてもらうための証拠を徹底的に探す、相手方の提出した書類の矛盾点等から、まだ裁判官に認識してもらっていない埋もれた事実を浮かび上がらせるための努力を尽くす等して、依頼者様に現状で得られる最良の結論をもたらすべきだ」と考えています。

ですので、当事務所では、「粘り強く、あきらめず、依頼者様のために最善を尽くす。」ことをモットーに事件処理を行っております。

わかりやすい説明

訴訟は、必ずしも勝つべき人が勝つとは限りません。

裁判官に「この人が勝つべき人だ」と思ってもらった人が勝ちます。

言い換えると、裁判というものは、「真実は自分が正しいのだから、勝訴して当然だ」というものではなく、「真実は自分が勝つべきであっても、その旨を証拠(特に書面)で立証して裁判官を説得しなければ、敗訴する事もある。」というのが現実です。

そうすると訴訟に勝つための弁護士の仕事は、依頼者様から丁寧に事情を聞き出し、証拠を集めて、裁判所を説得して、裁判所に「自分の依頼者様が勝つべき人だ」とわかってもらうことになります。

ところで、弁護士は法律や訴訟活動のプロですが、事件を一番知っているのは、弁護士ではなく、事件を体験した依頼者様です。

しかし、依頼者様は、訴訟に勝つために、自分が知っている事情のうち、どの事情が重要なのかはわかりません。また、自分の主張を認めてもらうためにはどのような証拠が必要であるかもわかりません。

そのため、弁護士が上手に依頼者様から事情や証拠を引き出さなければ、勝つべき事件に負けてしまうということもありえます。

そして依頼者様から必要な事情や証拠を提供していただくためには、何よりも依頼者様ご自身が、「自分の事件では法律上何が問題となっており、自分の意見が認められるためには、どのような事実を、どのような証拠で立証することが必要か。」を理解していなければなりません。

そこで、当事務所ではわかりやすい言葉で、且つ、図、表、資料を多用し、依頼者様に問題点を理解していただけるまで説明をさせていただきます。

なお、相続では調停事件も多くありますが、調停の場合も、家庭裁判所の調停委員や相手の弁護士は、「調停がまとまらなくて、裁判や審判になった場合、裁判所はこのように判断する。」という予測をしながら調停を進めますので、依頼者様に問題点をご理解いただき、依頼者様から必要な事情と証拠を引き出すことが重要な点においては、裁判の場合と変わりがありません。

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